小学生高学年の頃のことでした。
近所の小学生10人くらいと数人の大人で山にキャンプに行きました。
そこで肝試しをしたんですが、僕は怖くて熱を出して参加しなくてすみました。
その時は、これは僕が臆病なせいだなと思って、情け無いながら安堵の気持ちでいました。
この熱は精神的なものだと思っていました。
あの写真を見るまだは、
キャンプから帰って写真を現像したら、異変が起きていました。
僕が一人で写っている写真にだけ無数の人魂が纏わりついているのです。
まるで怒っているように。
僕はその写真を見てもこれといって感想はありませんでした。
ただ不思議だなあと思ったくらいでした。
その写真は父兄によりネガと共に神社に持って行ったところ、うちでよいようにしてあげますから心配しないでくださいと神主さんに言われて、引き取ってもらったそうです。
僕は未だ何かに取り憑かれたままなのかな